インプラント症例

インプラント症例

インプラント治療の
症例をご紹介

リスクや副作用

外科手術に伴うリスク

インプラントの埋入は外科手術になりますので、下記リスクを伴います。
① 神経の圧迫や損傷による麻痺
② 血管の損傷による大量出血
③ 術後の腫れと内出血によるあざ
晴れやあざは時間の経過とともに引いていきますが、痛みがある場合は鎮痛剤等を処方します。

当院では可能な限り負担の少ない治療をするとともに、神経損傷等のリスクを回避するため、必ずCT撮影を行うことで神経や血管の位置を精密に診断し、正確に把握することで安全な治療計画を立てています。

顎骨・歯周組織への影響

インプラント治療に自信のある当院でも、患者さまの顎骨や歯周組織の状態によっては、インプラント埋入ができない場合があります。
また、埋入した後でも治療の成功率や予後には差が生じます。検査の段階で、顎の骨が少なかったり、歯周組織が吸収・収縮してしまっている場合は骨造成や骨移植などの手術を併用することで対応が可能です。しかし、骨の質が硬すぎたり柔らかすぎたりといったケースでは検査でも把握が難しく、中にはインプラント埋入後に抜け落ちてしまうリスクがあります。当院では安心してインプラント治療を受けていただくために、リスクや副作用の説明を詳細に行い、治療計画につきましても具体的に説明し、ご納得いただいてからの治療を徹底しております。

メンテナンスの必要性

インプラント自体が虫歯になることはありませんが、歯磨きなどをケアを怠ると周囲の歯肉が炎症を起こし、顎骨が溶けてしまう場合もあります。このような症状はインプラント周囲炎と言い、重症化するとインプラントが抜け落ちてしまいます。
治療後も、ご自宅で正しい口腔ケアを行い、定期的に通院してメンテナンスやクリーニングを受けることで良好な状態を維持する必要があります。
また、噛み合わせも日々変化し、治療当時の状態が続くわけではないので、当院では治療後も定期的に噛み合わせのチェックを実施しています。